7月23日(日)に「第16回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権 FINALラウンド」がアミノバイタルフィールド(東京都調布市)で開催され、1,189人の方が来場しました。予選ラウンド(1日~2日)では949名が来場され、3日間の大会を通しての来場者は合計2,138人でした。また、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟北澤豪会長も観戦しました。
予選ラウンドでは、過去最多となる参加19チームが4組(5チーム×3組、4チーム×1組)に分かれて1回戦総当たりでグループリーグを行い、埼玉T.Wings、Avanzareつくば、たまハッサーズ、buen cambio yokohamaがそれぞれ1位で通過し、準決勝が行われました。
決勝戦は、たまハッサーズと埼玉T.Wingsが対戦。前半11分にたまハッサーズの黒田智成選手がフリーキックから相手を左に交わし、左足の強烈なシュートでゴールを挙げました。後半は、埼玉T.Wingsが猛攻をかけ、菊島宙選手がシュートを打ちましたが、ゴールネットを揺らすことはできず、1-0でたまハッサーズが勝利しました。最優秀選手はたまハッサーズの黒田智成選手が受賞しました。
3位決定戦は、Avanzareつくばとbuen cambio yokohamaが対戦。終了間際の後半17分にAvanzare つくばの森田翼選手のシュートが決まり、そのままつくばが勝利しました。
3日間に拡大され開催された本大会は過去最多19チームの出場となりましたが、たまハッサーズの5年ぶり4度目の優勝で幕を閉じました。
FINALラウンド試合結果
3位決定戦 Avanzareつくば 1-0 buen cambio yokohama
決勝戦 たまハッサーズ 1-0 埼玉T.Wings
最終順位・FINALラウンド
優勝 たまハッサーズ
準優勝 埼玉T.Wings
3位 Avanzareつくば
4位 buen cambio yokohama
監督・選手コメント
黒田有貴監督(たまハッサーズ)
たまハッサーズは自分たちのサッカーを楽しむサッカーをやろうということをモットーに頑張ってきました。今日もみんなで楽しもうということを貫けたのでここにいることができたと思います。
黒田智成選手(たまハッサーズ・本大会MVP)
コーナーキックは、得意の位置からジャストミートしてよかったです。自分がブラインドサッカーを始めた時は全然注目されていなかったのですが、こんなに多くの人に注目されるようになってうれしいです。2020年の東京パラリンピックでもっともっとたくさんの人がブラインドサッカーを観て楽しんでもらえるようになってくれるといいなと思うし、そのためにプレーヤーみんなで競技力を高めていきたいと思います。